住宅建築計画で役立つ無料ソフト「パッと木造見積」と「パッと資金計画」を活用下さい。

無料ソフト「パッと木造見積」の入力要領


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◆共通事項

グリッド寸法

尺貫法で1間を1.82mで計算しています。メーター工法で入力する場合部屋の広さを最も近い尺貫法の部屋の広さから選択して下さい。

一帖、一坪の広さ

一帖は0.91m×1.82m=1.6562u、一坪は1.82m×1.82m=3.3124uです。

サンプル図

初期状態で入力されている数値の元とした間取りを、PDFのサンプル図として用意していますので、活用して下さい。

◆建物サイズ

1〜3階床面積

間取り図から予め面積を計算して、階毎に入力して下さい。ポーチとベランダ、神棚は床面積に算入しません。階段の吹き抜け部分は床面積に入れます。玄関や居室の吹き抜け部分も床面積に算入します。つまり外壁やサッシで囲まれて雨水が浸入しない内部が床面積です。

1〜3階外周延長

外壁や外部建具で囲まれた雨水進入のないラインを計測します。

◆外部設備諸元

外水道

いわゆる、外にある靴洗いや散水栓です。

水道メーターまでの距離

水道管布設ラインで建物最終位置から水道メターまでの布設延長です。但し、水道メーターは既設との考えです。

汚水マスまでの距離

下水道管布設ラインで建物最終位置から公共汚水マス又は浄化槽までの布設延長です。但し、公共マスと浄化槽は既設との考えです。

雨水放流先までの距離

雨水排水管布設ラインで建物最終位置から水路等の放流先までの布設延長です。但し、放流先の特殊な接続はないものとします。

◆グレードアップ

共通事項

部分的にこだわりたい場合のアップ率です。入力セル毎にコメントが表示されますがあくまでも目安です。こだわり方は人それぞれですのでコメントの数字にとらわれず自由に入力して下さい。1.0未満も入力可能ですがグレードダウンにも限界がありますのでほどほどにして下さい。
また、部屋入力には出窓がありませんので、屋根や外壁の項目を若干アップするなどで対応すると良いでしょう。

屋根、外壁

見積細目の屋根工事と外壁工事のそれぞれをグレードアップします。

断熱

見積細目の基礎建材費(隠れ仕様の断熱部分)、玄関ドア費、金属製建具費をグレードアップします。

洋室内装

見積細目の特殊建材の洋室材、クッションフロア、クロス工事、タイル工事をグレードアップします。

和室内装

見積細目の木材・特殊建材費の和室材と大工作業費、畳、壁仕上げをグレードアップします。

ボイラー〜トイレ

見積細目の衛生設備器具費をグレードアップします。

照明器具

見積細目の照明器具費をグレードアップします。

◆部屋と数量

部屋名

計画した部屋が提示された部屋名と一致しない場合は、最も近いと思われる部屋名に入力して下さい。

広さ

計画した広さが提示された部屋名の中の広さと一致しない場合は、最も近いと思われる広さを選択して下さい。

合計部屋面積

合計の床面積より部屋毎に入力した部屋数から算出した合計部屋面積が大きくなると廊下なしの建物として表の下方にエラーメッセージを表示します。部屋の広さや部屋数を再確認して下さい。

◆工事名、案件番号

入力した工事名と案件番号は概算見積に反映されます。作成した見積案件が多数になると書類整理が簡潔になります。

◆地域、場所による指数

工事費は地域や場所の特性により変わります。主に資材単価、労務費、現場状況の影響が大きいのでここで標準を1.0として調整します。
標準地域は札幌市、仙台市、新潟市、宇都宮市、福岡市、高松市当たりを想定しています。
東京をトップに三大都市圏は各指数が高くなります。
また、豪雪地帯では構造上、建築費が高くなります。
その他は標準以下と考えます。

◆印      刷

基本入力欄も概算見積書もA4サイズ横の出力です。普通にエクセルの操作から印刷して下さい。

 

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見積の内訳解説
住宅建築工事の契約をする前に確認しなければならないのは、工事見積の内訳内容です。無料ソフトの「パッと木造見積」の内訳の解説を読みながら、ハウスメーカーや地場工務店の見積の内訳・明細と比較して下さい。内訳が不明瞭な状態での契約はトラブルの原因です。家づくりでは注文住宅の相場を知る事も大切です。

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