住宅コンサルタント
住宅新築という一生に一度あるかないかの高価な買い物について、豊富な資格と経験で養った知見で土地の取得から建築主をサポートします。
間取りや設備、不動産の取得、資金計画、工事契約、設計・施工上の問題点等を洗い出し適正化を図ります。
相手業者に対し第三者の立場を堅持し、計画や工事の無駄、ミス、落とし穴等を見抜き指導し、建築主との調整を図ります。
建築設計・監理
新築、増築、リノベーション等の工事を計画する際に最初に取りかかる作業です。
工事計画が出来てからは建築確認申請や入札をしたり、工事中には設計監理により適正な工事であるか図面と仕様に基づきチェックします。
耐震診断
住宅の地震に対する安心度(抵抗力)を診断します。市町村の補助である場合はその仕様に乗っ取ります。
木造住宅を現地調査して、地震に対する上部構造の評点をを算出します。評点が低い場合は耐震改修計画案を作成します。
これから中古住宅市場を充実する為に、次の既存住宅状況調査とともに避けて通れないないような背景となっています。
既存住宅状況調査
中古住宅売買における円滑取引の対策です。ホームインスペクションとか既存住宅インスペクションとも言います。
平成30年4月より不動産仲介業者は中古住宅を仲介し売買契約する前に、依頼者(購入者又は宅建業者)の意向に応じ、物件の状況調査について重要事項として契約者に説明することが義務化されました。
欠陥住宅調査
住んでみたら床が揺れる、建物が傾いている、建具の開閉が困難になった、結露が激しい、雨漏りがする、地震や風での建物の揺れが激しい等の症状が出てきたらその原因を調査して、改修の方策を検討します。
裁判に必要な鑑定書の作成もします。
測量、開発設計、その他
- 各種工事計画の事前作業としての地形測量。
- 隣地との権利関係を確認するための境界測量。
- 広い工場用地や団地造成での開発設計。
- 水道管埋設工事等での道路占用許可申請。
- 市町村へ提出する排水設備計画書の作成支援。
ここで言う、住宅コンサルタントとは少なくとも建築士の資格を有し、かつ不動産、土木、登記、民事法律、税金、金融等に知見を有し、住宅建築全体の流れを掌握しながら建築主をサポートし、適正な価格で良質な住宅を完成させるコンダクター的な業務を行う者と定義します。当事務所は設計・管理の委託を受けた際には委託費に...
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土地や建物を取得したり、新築や増築、リフォーム等を実施するには様々な思惑が入り乱れ、なかなか方針が定まらないことが多いものです。方針を決定する上で検討すべき項目としては次のような事を掲げることができます。今後の家族構成の変動又は転勤や退職の予定工事費用と資金調達工事期間と仮住まい耐用年数とメンテナン...
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最近は、少子高齢化が進む中で人口が減少し空き家が増えて、住宅の建て替えも減少してきているため、良質な既存住宅の適正な市場流通が課題となってきました。そこで、宅地建物取引業法が改正され売り主と買い主が売買契約を締結する際に現況建物の状況を確認し合い、安心して取引が出来るよう、仲介業者は重要事項の説明を...
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以下は、ここ100年以内に起きた代表的な大地震です。1923年(大正12年) 9月 1日 関東大震災1948年(昭和23年) 6月28日 福井地震1964年(昭和39年) 6月16日 新潟地震1978年(昭和53年) 6月12日 宮城県沖地震1983年(昭和58年) 5月26日 日本海中部地震199...
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欠陥住宅の定義は明確にはありません。敢えて一言で表してみれば「基準や約束事に沿って造られていれば、発生し得なかった不具合のある住宅」と言えます。基準や約束事というのは最低基準としての建築基準法の規定、上乗せ基準としてのフラット35の仕様、その他工事契約時に添付された設計図や見積による約束等を言います...
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建築設計に取りかかる際、敷地や道路の測量をします。簡単に巻き尺で計れるのなら良いのですが、土地の形状や高さを正確に把握しておかないと、いざ現場施工する際に建物や駐車場が敷地に配置できなかったり、雨水排水が出来なかったりと様々な問題が発生します。境界も法務局の公図や現地境界杭などを基にきちんと把握して...
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コンサルタント業務は内容が簡易なものから複雑なものまで多岐に渡るため業務費用を計算するのは極めて困難です。原則として実働1時間当たり8,000円+消費税とします。実働時間とは依頼者と面談している時間や現場検査をしている時間の事です。以下の見積例での相談料の実働時間は目安です。事前準備や相談内容の解決...
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